よくあることですが、一人目の出産後少し落ちついてくるとホントに、ホントによく話題になる兄弟構成の話。
もちろん、おおまかな人生計画をたててそのスケジュール通りに進んでいける夫婦もいらっしゃいます。
しかし、うまくいかない事だってありますよね。
もちろんスケジュール通りにいく喜びは計り知れません。
だからと言って、うまくいかなくても不幸なわけではありません。
今回は、筆者の経験をふまえて一人っ子とその親の幸せについて書いていきます。
もし、なんでも願いが叶うなら・・・
毎日、愛してやまない我が子に並々ならぬ愛情を与えそれ以上に子どもから貰える幸せな気持ち。
子どもの人数にこの気持ちは関係ありませんね!
しかしながら、心の奥底の蓋をあけてみたらどうでしょう?
周りの出産予定日、出産報告を受けたとき・・・複雑な気持ちになったりしていませんか?
私は、正直なところ子どもが三歳を過ぎるまではかなり複雑な気持ちになってしまいました。
子どもを、希望しているのになかなか授かれない方からすれば一人いれば幸せじゃない?
と、思われることも承知していますが・・・
本当になんでも願いが叶うなら。ということですね。
そもそも、子どもをなかなか授かれない背景には十人十色。
その人にしかわからない理由だってあるでしょう。
最初から、一人っ子を希望されている家庭だってありますし一人っ子がかわいそうだと決めつけるのはナンセンス!
でも、そこにはばかる理由がないのであれば仲良く成長しあってくれる心強い兄弟がいたらな・・・。
それは、心が生んだ素直な気持ちですよね。
ふと、公園に行ったとき。
妊婦さんを見かけたとき。
もし兄弟が、この子にもいたらどんな生活なのだろう。
なんて、一瞬気持ちが落ちそうになります。
でも、その感情を無理にかき消そうとしたり何かで埋め合わせようとしなくたっていいんですよ!
子どもは、いつだって親の感情を読み取るプロです。
親が無理していると子どもは、瞬時に感じてしまいますよね。
事実、当時三歳だった我が子に言われて衝撃的だったことがあります。
ある日、夕方のニュースで感動の出産シーンが特集されており思わず私が、『赤ちゃんいいな・・・。』と、
思わず心の声がポロリ。
すると、すかさず子どもが『ママには、赤ちゃんいらないよ。○○(子どもの名前)は、お野菜もたくさん食べるし、お勉強も頑張れる子でしょ?
○○がいるからママに赤ちゃんはいらないよ。』
もしかしたら、子どもの中にあったひそかな嫉妬心だったかもしれません。
しかし私には、まるですべてを悟られたような気分でした。
それまで、心のなかでひとしれずマグマのように渦巻いていた感情がスッと穏やかに波がおさまるのを感じました。
こんな感じに、思いもよらず悶々とした日々にも区切りがつく日が訪れるものですよ。
一人っ子だからこそ伸びる!最大のメリットとは?
兄弟が欲しいと考えている人からすると一人っ子のメリットをついつい見逃してみのがしがちです。
しかし、探してみると本当にたくさんのメリットがあるんです。
いっその事、ぞんぶんに一人っ子を楽しんでもらい親も楽しみましょう!
まず、想像しやすいことから挙げていくと経済面で余裕がつくりやすいです。
子どもを一人育てていくのに、900万~2300万円かかると言われています。
選択する環境によってかなりの差は出てきますがある程度は子どもの意見を尊重して自由に選択することができます。
すると必然的に、可能性が広がりそういった意味では沢山の経験をすることができます。
親もそれに付き合い、送り迎えなどの融通がききやすいですし子どもとのコミュニケーションも増えます。
コミュニケーションが増えれば、絆も深まり子どもの自己肯定感を高めてあげるチャンスもたくさんあります!
そもそも、自己肯定感とは、自分に対する評価のことです。
自己肯定感が高い人ほど情緒が安定しており収入が高いなんて言われています。
自己肯定感を養うとどんな良いことがあるのでしょう。
例えば、自信です。
なんだって自信がなければすぐに心がポッキリと折れて挫折を繰り返してしまいます。
そうではなく自信のある粘り強い精神は、なににも変えられない財産になります。
もう一つは、自分を愛することができ認めることができる、というものですね。
これは、常に自分というものに向き合い受け入れ正しい選択をすることができます。
このように自己肯定感には、数えきれないほど人生においてメリットを生んでくれます。
親から得られる愛情を感じ取って子どもは安心して進んでいけます。
これは親がしっかり関わっていけば、一人っ子はなおさら感じることができますよね。
我慢をさせるチャンスはなくても代わりに親と子が向き合うチャンスはゴロゴロと沢山転がっているものなんですね。
あれ?むしろ、一人っ子って最高なのでは?(笑)
ここまで来るのに、たくさんの葛藤があったのは筆者である私も経験しているのでよくわかります。
(今だから言えますが、当時はひとしれず涙が出てきてしまったり、神頼みをしたことだって何度も何度もありました(T_T))
でも、自分の時間も確保しつつ子どもともたくさん触れ合って誰にも邪魔されないそんな貴重な時間を過ごしているうちにこんな人生も悪くないな。
あれ?もしかして、今って最高に幸せじゃない?
今、一人っ子でよかった。
なんて、思える日常がくることは間違いないですよ。
もし、兄弟を授かることができたとしても後悔はきっとないでしょうし後悔するようなことのないように
最高の育児を楽しみましょう!
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