1歳児のお世話って本当に大変ですよね。
何もわからないまっさらな状態だからこそ、怖いもの知らずで何でもやらかすし。
言葉が通じないからいくらダメと言っても、ニコニコしてまた同じことをするし。
もういい加減にして!と、毎日やり場のない怒りでイライラしちゃうんですよね。
今これを読んでいるあなたはもしかして、「こんな言葉もわからない赤ちゃんにイライラするなんて・・・」と自己嫌悪に悩んでいるかもしれませんね。
でも、あなただけじゃないです。
イライラするのは普通のことなんですよ。
イライラが止まらない!
どうしてイライラしちゃうのでしょう。
1歳児といえば、立てるようになって、歩けるようになって、どんどん世界が広がっていく時期です。
見るもの、触れるもの、全部が新鮮で好奇心が抑えられなくて取った行動がイタズラなわけですね。
ここで、1歳児のイタズラあるあるを考えてみましょう。
・ティッシュやおしりふきを延々と出し続ける
・落ちているものをとりあえず口に入れる
・引き出しやカバンを開けて中身を全て出す
・机の物を全て落とす
・テレビを積み木で叩く
これは、ほぼ毎日我が家で行われているイタズラです。
もうルーティン化してます。
文章にすると、プッと笑ってしまいそうな微笑ましい行動ですが、相手をする方はやめさせようと必死なんですよ。
一体いつまで続くの?
終わりません!(笑)
私は今、4歳と1歳の男の子を育児中なのですが、上の子もまだ大変だと思ってしまいます。
ですが、もしかしたら1歳の時期が一番大変かもしれません。
もちろん、「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」というように、2歳も3歳も大変なんですけど、その時には親も大分慣れてきて、この子にはこういう接し方が良いとか大体わかってきてるんですよね。
子供とも二年分、三年分と付き合いが長くなっていくわけですから。
でも1歳児期は、寝てばかりいた天使のような新生児期からあっという間に訪れます。
気づいた時にはもう、振り回されてしまっているという感じですか。
あれ?いつから・・・?
と考えても、はっきりとはわからないと思います。
それぐらい急速なスピードで、日々扱いにくくなっていくのが1歳児なんですよ。
そういう私も毎日1歳の小悪魔にはイライラさせられています。
二人目ですので、さすがに大体どんなイタズラを仕掛けてくるかはわかりますが。
うちは、上の子も下の子もカバンの中身を出して、どこかに隠すのが得意です。
「あー、今隠したな」
とか、なんとなく読めるのですが、それでも関係ないです。
やっぱりイライラします。
二人目ですが、イライラをコントロールするっていうのは、すごく難しいです。
これは多分、何人育てても一緒だと思います。
イライラは我慢するべき?
私は上の子を育児中、イライラを我慢して、我慢して、我慢して・・・ついに爆発してヒステリーに怒鳴り散らしてしまったことがありました。
子供は当然、びっくりして泣いていました。
私も、とても申し訳ない気持ちになって、夜子供の寝顔を見ながら泣きました。
どうしたらよいのか、とても悩みましたが、どうしてもイライラを感じずにはいられません。
コントロールもうまくできませんでした。
その時ふと思ったのが、「イライラした気持ちって、我慢しなくちゃいけないものなの?」ということです。
それから、少し自分に正直になってみることにしました。
八つ当たりはさすがに良くないとは思いますが・・・(自分がされても気分の良いものではないですしね)
子供のイタズラでイライラしたときには、素直に怒るようにしました。
とびきり怖い顔と怖い声で。
すると、子供はじーっと顔を見つめてきて、イタズラをやめたり、やめなかったり・・・
まあ、それでイタズラをやめてくれるわけではないですよ(笑)
イタズラをしてこその1歳児ですからね!
子供はイタズラをしまくって、痛い目も見ながら成長していくものだと思っています。
それでも、そうやって素直にイライラを出すことで、私自身が我慢しきれないほど追いつめられることはなくなりました。
子供は怒っている私の顔をじーっと見てきますし、少し気恥しい部分もあるのですが。
私が「怒っている」ことを感じて、何かしら考えてくれると良いな、と思います。
子供は親のマネをして成長する
母親は、怒ってもいいのだと思います。
母親だって、人間だもの。
イライラしても、怒ってもいいでしょう。
よく、「叱ることと怒ることは違う」と言いますが、違いなんて一体どこにあるんでしょうか。
理性的に叱ろうと思っていても、どうしても我が子をより良く導きたい!
という想いが熱くさせてしまいます。
叱り方で悩むよりも、バッと怒って、その後抱きしめてあげた方がよっぽど良いような気がします。
子供は親の顔をよく見ています。
うれしい時の笑顔も、悲しい時の顔も、怒っているときの顔もいつでもずっと見ています。
それは、「母親が正直に自分に向き合ってくれている」と安心できるものでしょうし、そんな母親をマネすることで情緒が育っていくのだと思います。
感情をぶつけることは決して悪いことではありません。
あなたも、今までより少しだけ正直に生きてみませんか?
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