「いい加減、1歳 子育て イライラなんていやだ!」と思ったときにおすすめの方法

イライラ

 

赤ちゃんだった我が子が、産まれて1年も経つと

 

一人で歩けるようになったり、お昼寝の時間が短くなったり、

 

離乳食を卒業して、家族と同じご飯を食べられるように

 

なったり、だんだんと赤ちゃんから幼児になっていく

 

成長の姿がほほえましいですよね。

 

でも、それと同時にイヤイヤ期が始まったり、

 

壁に落書きをしたり、テーブルの上に登ろうとしたり、

 

色々と困ってしまう場面に出くわすようにもなりますね。

 

そんな1歳の子育てに、戸惑いと悩みとイライラを

抱えているママたちも多いかと思います。

 

ここでは、そんな1歳児の特徴にふさわしい対応の仕方や、

 

お世話の仕方について考えていきましょう。

1歳児の行動の特徴

例えば、私の家では3歳と1歳の子供がいますが、

 

よくおもちゃの取り合いで喧嘩してしまうことがあります。

 

まだ、1歳の子も、3歳の子も基本、自分の周りにあるものは

 

全て、自分のものだと思っています。

 

2人の子供の間で1点、違うのは、

 

1歳児はまだ、脳の成長的に、目の前のものが

 

見えなくなると忘れてしまう、という特徴があります。

 

3歳の子はさすがに忘れませんよね。

 

ですから、そんなときには一旦、おもちゃを隠してしまって、

 

1歳の子には別のおもちゃを、

 

取り合っていたおもちゃは上の子にそっと渡して

 

「おもちゃを隠しなさい」と耳打ちしてあげたりすると、

 

騒ぎが治まったりします。

 

1歳の子供に「これはお兄ちゃんのなのよ」などと説明しても、

 

まだよく理解できない年齢なので、

 

ママが上手く、二人の脳の発達段階に合わせた解決法を

提供してあげるのが望ましいでしょう。

 

また、1歳ぐらいの子供は食卓のテーブルの上に

 

登りたがったり、壁に落書きをしたがったり、

 

スーパーでまだレジを通していないお菓子を

 

食べたがったりすることもよくありませんか?

 

そんな時、テーブルの上に上ると危ないし、

 

壁に落書きされると見た目が悪くて困るし、

 

スーパーでまだお金を払っていない

 

お菓子を子供が要求するからって

 

あげたら非常識だと思われるし、これから先、

子供の社会性も育たないのではないかしら?

 

などという思いが湧いて、全部「ダメ!」と

 

言いたくなりますよね。

 

でもこれ、1歳の段階ではまだ、本能の現れだということで、

 

この時期に子供が要求する欲求は基本、

 

満たしてあげた方が良いそうです。

 

この本能からくる欲求を全て、ママが拒否してしまうと

 

「向上心」という欲まで育たなくなってしまいます。

 

だんだんと言葉を理解できるようになると、

 

ママが話して聞かせたときに納得するようになりますので、

それまでは、「本能を育てているんだ」という

 

気楽な気持ちで子供の要求を呑んであげましょう。

 

 

ちなみに我が家では、テーブルに上るのは

 

2,3カ月やり続けた結果満足したのか、

 

登らなくなりました。上っているときは危ないので

 

私はガン見していました。

 

壁に落書きするのは、後で壁紙を張り替えよう、

 

と思ってそのままやらせていました。

 

今、1歳半を過ぎて、これも気が済んだようで、

 

落書きもしなくなりました。

 

たまに、思い出したかのように壁に描こうとするときもありますが、

 

今は言葉を少し理解しているので、大きな画用紙をあげて、

 

「ここに書いてね~」などと言うと、壁には描かず、

 

画用紙に描いてくれるようになりましたよ。

 

また、スーパーでお菓子を食べたがるのも、

 

レジの人に聞いてみれば、それだけ先に会計してくれたり、

 

「後で一緒に払ってくれたらいいですよ~」などと

 

温かく対応してくれたりなどで、

 

そんなにイライラすることでも無かった!というのが実感です。

上の子が1歳のときもそんな風に対応していましたが、

 

今3歳になってスーパーに行っても

 

「これ、会計してからね!」と言うと待てる子になったので、

 

1歳のときにそのように対応したからといって、

 

待てない子になるわけでもなかった、ということが分かりました。

 

脳の発達順位について

 

人間の脳は大きく3つに分かれます。

 

まず、最初に体の基本的な機能を動かす

 

脳幹という部分が発達します。

 

それから次に、大脳辺縁系という本能、喜怒哀楽、感覚、

記憶関係の脳が発達し、3歳までの子供は基本的に

 

ここの脳を中心に生きています。

 

そのあとに、周りの世界が見えるようになったり、

 

言語能力が向上したり、合理的な思考ができるようになったり、

 

といった大脳新皮質といった部分が順番に発達していきます。

 

 

このように見ていくと3歳まではまだ、感覚中心、

 

本能中心に生きているのが普通のようですね。

 

では、しつけはいつからしたらいいの?

 

という疑問が湧いてきますが、それは言葉を理解し始めた頃から

 

少しずつ、何度も繰り返し、分かりやすく説明していくのが

 

良いようです。

 

年齢的には2歳ごろからのようですね。

 

ですから、個人差も多少ありますが、

 

1歳の時点で色々説明してみても、

 

子供はよく理解できずにギャー!と泣いて騒いで・・・

 

という事態になるだけで解決できなかったりしますので、

 

まずは1歳の子の要求は飲むか、出来ないことだったら

 

最初の兄弟げんかの例で説明しましたように

 

忘れさせる」「別のモノにすり替える」といった

対処法が適していると言えるでしょう。

まとめ

急激に成長する我が子に対して、

 

ママがどう対応したらいいのか分からなくなる、

 

といった事は子供が成長していく限り、つきもののようです。

 

とくに幼少期は1歳、2歳、3歳とそれぞれ、

 

急激に成長している分だけ違いも大きく出てきます。

 

それぞれに合った対応をすれば兄妹育児でも随分と、

 

ママがイライラしなくても解決できることがあったりもします。

 

脳の発達順位が全てでなく、子供の個性もあったりしますが、

 

幼い子の育児に不安ストレスで大変なときは、

 

そういった発達のことを参考にしてみると

 

いいのではないでしょうか?

 

一人で悩まないで色々助けを借りましょう。

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