妊婦のラクチンお風呂掃除

子育て

 

お腹の大きな妊婦にとって、毎日の家事はとても大変なことですよね。

 

特に、お風呂掃除は重労働だし精神的にも嫌・・・。

 

そんなあなたのために、少しでも妊娠生活が楽になる掃除方法をお教えします。

重曹掃除がおすすめ

 

妊婦には重曹を使った掃除がおすすめです。

 

理由は、重曹には消臭効果があるからです。

 

 

妊娠中って、料理も洗濯も掃除も何もかもがとても大変に思えて、面倒ですよね。

 

私もそうでした。

 

そしてその中でも特にお風呂掃除は本当に嫌でした。

 

私は、つわりが始まった最初のうちはは吐きづわりで、そのうち食べつわりになり、それが収まってきたころにはよだれ、つわり(私の場合は苦いよだれがたくさん出る症状)に悩まされました。

 

臭いにとても敏感になり、お風呂やシンクや洗面台の排水口の臭いには、その近くを通っただけで吐き気がしたものでした。

 

 

妊婦にとって臭いは最大の敵です。

 

今までは全く気にならなかった臭いが、生理的に受け付けられなくなり、つわりが収まってからも臭いに対しては敏感なままだったりします。

臭い対策には重曹

それでも、やっぱりお風呂は毎日気持ちよく入りたいですよね。

 

私も、掃除するのは面倒だけど、掃除してないお風呂に入るなんてもっと嫌でした。

 

そこで、私が試したのが重曹です。

 

重曹は消臭剤になる、ということは前から知っていましたので、試しにお風呂やシンク、洗面台、洗濯機の排水口に直接重曹を振りかけたら、本当に臭いが気にならなくなったのです。

 

半信半疑で試してみたので、これは驚きました。

 

 

そもそもなぜ重曹で臭いがなくなるのでしょうか。

 

それは、生ごみや汗のにおいは「酸性」ですが、重曹は、それとは反対に「アルカリ性」ですので臭いが「中和」されるからです。

 

さらに、重曹には雑菌の活動を抑える働きがあるため、悪臭を防いでくれるのです。

 

 

それを知ってからというもの、ゴミ箱や下駄箱、靴や靴下やスーツ、ソファなどあらゆるものの消臭に重曹を使っています。

 

そして、重曹は赤ちゃんのうんちの臭いにも効果があるため、うんちのオムツに直接吹きかけると臭いが軽減されます。

 

その他にも、赤ちゃんは手に持ったものをなんでも口に入れたがるため、すぐにおもちゃやぬいぐるみがよだれ臭くなってしまいます。

 

そんなときにも重曹スプレーをシュッとひと吹きするだけで気にならなくなります。

 

小まめに洗えない物や、ジャブジャブ水洗いができないおもちゃにはとても便利ですよ。

入浴中の掃除がおすすめ

妊娠も後期になるとつわりが落ち着き、臭いもそれほど気にならなくなりますが、今度は大きくなったお腹が邪魔をして、お風呂掃除が大変に感じるようになるでしょう。

 

私もそれでもがんばって毎日お風呂掃除をしていましたが、浴槽に手を伸ばし、何度もスポンジを上下に動かしていると、お腹が張るようになってしまいました。

 

妊婦にとってお腹の張りは大問題ですよね。

 

お腹の張りを防ぐためにも、お風呂掃除は入浴中についでに済ましてしまうことをおすすめします。

 

入浴中ならば、体が濡れてしまってもそのまま洗って出れば良いので、洋服が濡れることを心配する必要はありません。

 

それに湯気によって汚れが浮き上がり、落としやすくなっているのでとても楽に掃除ができます。

 

 

そして、ここでも重曹が活躍します。

 

翌日の浴槽がなんだかヌルついて感じるのは、人間の皮脂汚れが水に溶け、雑菌が繁殖しているからです。

 

そうなる前に入浴時、お湯を落としたら浴槽に重曹スプレーを満遍なく吹き付けます。

 

しばらく置いてから流すだけで、あとはスポンジでこすらなくても大丈夫です。

 

妊娠中は無理せず、ささっと最低限の掃除だけで済ませてしまいましょう。

 

体の調子が良い時や、産後に床や壁、排水口まできちんと綺麗にしたい、という時には重曹をペースト状にしたり、水回りにはクエン酸をプラスするとさらに効果を発揮します。

 

 

重曹スプレーの作り方

  • 空のスプレー容器に重曹小さじ1を入れる
  • 水100mlを入れる
  • よく振って混ぜる

 

 

重曹ペーストの作り方

重曹3、水1の割合でよく混ぜるだけ。

 

水は、ペーストが緩くなりすぎないように少しずつ混ぜましょう。

 

 

 

これだけ読むと、重曹は万能のように感じますが、重曹にも欠点があります

 

重曹はPHが低くて誰でも安心して使えますが、その分洗浄力が物足りない点です。

 

そのため水回りのこびりついた水垢にはクエン酸をプラスしましょう。

 

クエン酸は「弱酸性」なので、水道水のミネラル分を溶かしてくれるのです。

 

ただし、重曹にクエン酸をかけると二酸化炭素が発生するので、必ず換気をして行ってくださいね。

 

 

また、重曹の欠点にもう一つ、研磨力があることがあげられます。

 

汚れを研磨して削り取って落とすので、傷をつけたくない鏡や蛇口の掃除には向きません。

 

ですがそれも、クエン酸でフォローできます。

 

水回りの掃除は重曹とクエン酸をうまく使い分けて、簡単にピカピカにしましょう。

 

重曹もクエン酸も、食用に使われるほど身体に安心なものです。

 

妊娠中だけでなく、赤ちゃんや小さな子供がいても安心して使えるので、産後も長く使っていけます。

 

 

これを機にあなたも重曹お掃除デビューしてみませんか?

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