仕事と子育て、本当のところどちらが大変?

子育て

日々の子育てお疲れ様です。

 

育休中や専業主婦として子育てに専念しているママさんは

 

ふと、子育てが始まる前お勤めをされていた頃のことを

 

懐かしく思ったりする瞬間があるのではないでしょうか。

 

そんなに昔のことでもないはずなのに、

 

産後育児がスタートすると生活が一変して

 

赤ちゃん中心の毎日になりますし、

 

外に出て活動的に過ごす時間が減ってしまうため

 

社会から切り離されているような、

 

なんだか少しさみしい気持ちになったりしますよね。

・スタートする子育てに向けて仕事を続ける選択、辞める選択

私は現在生後10ヶ月の娘の育児中なのですが、

 

妊娠が発覚した時がちょうど転職活動中で

 

退職日も決定していた所だったため、

 

図らずも妊娠3ヶ月の頃に産休をとらず

 

退職という形になりました。

 

自分としてはなんとなくではありましたが、

 

妊娠出産を経ても仕事は続けていこうと考えていたので、

 

このような形で一旦キャリアを中断し専業主婦になることに、

 

若干のとまどいと不安があったのを覚えています。

妊娠中はトラブルらしいトラブルもなかったので、

 

仕事をせずにうちにいると後ろめたいような、

 

もったいない気がしてもどかしかったです。

 

 

ところが、いざ出産を終えてみると、

 

今度は育児と家事で自分の食事もままならないほど

 

てんやわんやな状況に。

 

生後3ヶ月過ぎるまでは、想像以上の細切れ睡眠も相まって

 

体のコンディションも整わないまま、なんとかこなす日々。

 

こんな状態で職場復帰も控えていて、

 

保育園探しや手続きなども並行して行わなければ

 

いけないとしたら、もっと、いっぱい、いっぱいに

なっていたでしょう。

 

退職しておいてよかった、と感じたことが多くありました。

 

それでも時々は仕事をしていた頃のことを思い出したり、

 

もし産休育休をとって職場復帰できる環境で働いていたら、

 

などと考えてしまうこともあります。

 

私の場合タイミングがタイミングだったので、

 

退職という選択をとりましたが、これがもう少し違った状況で

 

妊娠が判明していたら、仕事と子育ての両立という

 

道を選んでいた可能性もあります。

 

友人でも、「仕事をしてた方がよっぽど楽!」と

 

断言しているママもいれば

 

「家に居られる分仕事してた時よりストレスが少ない」と

 

話すママもいて、家の状況や仕事場の雰囲気によっても

 

個人の考えは様々です。

 

 

自身を振り返ってみて、様々な点で仕事と育児

 

どちらが大変かということも比較してみました。

・ストレスの多さ

ストレスはどんな状況に生活していても

 

少なからずあるものですが、仕事をしていた頃は

 

取引先の方へ気を使ったり、あわない職場の先輩と

 

どう折り合いをつけて働くか、などといった他者との

 

関わりの中で発生するストレスが大半だったように感じます。

 

加えて拘束時間が長かったり給料への不満だったり、

 

組織全体に対する不満がある場合はストレスの感じ方は

 

大きかったです。

 

それが今度子育てとなってくると、自分の時間がないことだったり

 

睡眠がまともに取れなかったりといった生活の

 

状況からくるストレスが圧倒的に増えます。

 

仕事をしていた頃は癒しだったはずの我が家が戦場です。

 

赤ちゃんは待ったなしなので、

 

ママの体調に関わらず泣いてお世話を求めます。

 

仕事も様々な職種がありますし、一概にはいえませんが

1日の必要分をこなし、うちに帰宅すればoffの時間が

 

ありましたが、子育て中、とくに0歳児育児中

 

はほぼonの状態でいるか、offがあったとしても

 

サイクルがまちまちで、それがかなりのストレスと

 

なっていました。

・時間の余裕

 

これも仕事場の状況に応じてだいぶ差があるものですが、

 

仕事の日はプライベートに使える時間は限られていましたし

 

残業が長引けば、帰って寝るだけの日もありました。

 

休みの日は特別何かない限りは、溜まった家事を片付けたり

 

好きなことをする時間にあてられていたので、

 

ひどく余裕なく過ごすことはあまりなかったように感じます。

 

子育て中の1日の流れについては、

 

やっぱり娘が生後3ヶ月くらいまでは睡眠時間や

 

お世話のタイミングが定まらず、お呼びがかかれば飛んでいき、

 

寝た隙に家事や自分の食事をとって…と、

 

なんだかサバイバル生活に近いような状態で、

 

余裕がありませんでした。

 

それが生後10ヶ月を過ぎた現在では、

 

昼寝や夜寝る時間が決まってきて、少しずつではありますが

 

自分の時間もとれるようになってきました。

 

また今後どのように変わっていくのかわかりませんが、

 

子供の成長に応じて対応していくことになるかと思います。

・やりがいや充実感、達成感

 

メンタル的なところですが、仕事はこの部分が育児に比べて

 

わかりやすかったなと感じます。

 

仕事をして月々のお給料をいただくことで、

 

ある程度の達成感が得られますし、社会で働いている時は、

 

失敗して怒られることもありますが、

 

自分の働きを認めてもらえたり、

 

褒めてもらえる機会もセットでありました。

 

自分のやったことで誰かにお礼を言われたり、

資格をとってキャリアアップを測ったり、

 

努力で得られるやりがいも多かったです。

 

子育てで得られる充実感って、とてもささやかなものなんですよね。

 

日中赤ちゃんと二人きりに時間が多ければ多いほど、

 

ママは大変なのにその働きを見ていてくれる人は、

 

赤ちゃん以外はいません。

 

夜中の授乳も、離乳食作りで出る大量の洗い物も、

 

頭に響く赤ちゃんの泣き声もほとんどに一人で向き合って、

 

一人で対処する。仕事をしている時に比べてしまうと

 

地味で、孤独な作業が多いのです。

 

もちろん報酬はないですし、

 

ABCで評価が戻ってくることもありません。

 

ただ、子供の成長が目に見えた時に感動や喜びは、

 

やっぱり何にもかえがたいものがあります。

 

はじめて立った、言葉を喋った!なんて日は、

 

一生の思い出に残ることでしょう。

・仕事と子育てを比較してみて

 

試しに自分の中で、仕事と子育ての大変さを

 

天秤にかけてみましたが、

 

仕事と子育ては大変さの種類が違うので、比べられない

 

という結論に落ち着きました。

 

当たり前といえば当たり前ですが、

 

人間ないものねだりなもので別の場所や状況が

 

良く見えてしまうことってありますよね。

 

仕事復帰を予定されているママは、

 

産後慣れない育児と同時に保活したり不安なことも

 

多いですよね。

 

子育てとお仕事の両立って、想像しただけでも

 

相当な体力と精神力を要する重労働です。

 

一方で、子供がある程度の年齢までは子育てに

 

専念するということで専業主婦をされているママさんも、

 

常に赤ちゃんと一緒で気の抜けない状況にまた違った

 

ストレスを多く感じながらも家族のために全力で

 

頑張っているでしょう。

 

 

どちらが大変か競うというよりは、

 

仕事と子育てそれぞれにどんなところが大変で、

 

かわりにどんな良い所があるかを照らし合わせることが

 

できれば、今の自分に自信をもって気持ちを明るく過ごすことが

 

できそうです。

 

また、お勤めから帰った旦那さんにも心からお疲れ様と

 

言ってあげたいですね。

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