これってわがまま?かんしゃく?原因と上手な対処法が知りたい!

子育て

 

子供が欲しいものをねだり、

その要求を聞いてあげなければ「かんしゃく」を起こす・・・

 

これってわがままなの?

 

何か理由があるの?そんな悩みを持ったことはありませんか?

 

子供のわがままには理由があるとよく聞きますよね。

 

子供の行動のどんなところに、どんな意味があるのでしょうか?

 

今回はそれらを深掘りし、対処法を探っていきましょう。

わがままを主張する子供の心理

抱っこをせがんだり、

お菓子などを買ってアピールの裏の心理としては

 

「ママにかまってほしい」時もあるし、

 

「疲れ・空腹」というコンディション面での

 

原因の場合もあるし、下の子の存在や保育園での

 

お友達関係などで「ストレスをかかえている」

 

発散型の原因のときもあるようです。

 

確かに、これって、私たち大人にも共通することありませんか?

 

大人は自分の言葉で表現できますし、

 

買いたいものも自分で買えるのでこういった不満を

 

自分で解決できますが、子供は言葉がまだ不十分であったり、

お金を持たせてもらっていない状態なので、

 

一番身近なママにその主張をしているだけなのかもしれませんね。

かんしゃくを起こさせる前に出来ること

一度かんしゃくを起こしてしまうと、

 

子供自身も感情のコントロールが出来なくなるために、

 

見境なく暴れたり、抱きかかえようとした親を蹴ったり、

 

床に寝転がって暴れたりしてしまいます。

 

我が家でもかんしゃくを起こした

 

娘をなだめたい為に抱きかかえようとして蹴られたり、

 

エビぞりになって私の腕から滑り落ちそうになることが

毎回よくあります。

 

はっきり言って、一度かんしゃくを起こしてしまうと

 

難しいんですね。

 

一番いいのはかんしゃくを起こす前に未然に防ぐことです。

 

じゃあ、どうしたら未然に防げるのか、

 

一度、かんしゃくを起こすときの行動を振り返ってみましょう。

 

どういう状況から「かんしゃく」を

 

起こすまでに繋がっているのでしょうか?

 

私の場合、2歳の子供が何度も冷蔵庫の前に立ち、

 

開けろと主張して、私は冷蔵庫を開けっ放しにしたくないので、

その都度、冷蔵庫に入っている飴やチーズをあげたりして、

 

閉めさせるようにしていました。

 

でも、なんか食べ過ぎなんじゃないか、とか、

 

もう面倒臭いなどの私の気持ちによって時には

 

何もあげずに閉めたりしてしまっていました。

 

そうすると、そういう時に、子供が床に寝そべって

 

泣いて足をバタバタさせるような「かんしゃく」を

 

起こしていました。

 

そうですね、こう振り返ってみると私自身の中に

 

きちんとしたルールを作っていなかったので、

 

こういった私の対応の違いによって子供が不満な気持ちを

 

主張していたのでしょうね。

 

子供が本当に空腹なのか、

 

親の気を引きたいだけなのかを知るためにも、

 

冷蔵庫の下の方、子供の手が届く場所に、

 

提供しても良い量と質の食べ物を準備しておけば良いですね。

 

ストック分は子供の目の届かない所に隠すなどして

 

一貫した状況を作り、子供が冷蔵庫を開けたがったら開けてあげて、

 

食べ物が無くなったら

 

「全部食べちゃったね。まだ何か食べたい?

おにぎり作ってあげようか?」

 

などの会話もきちんとしながら子供との

 

コミュニケーションをとることが大事ですね。

わがままは必ずしも悪いことではない。

 

わがままを言われると、親としてはその要求をのむべきか、

 

否か、という選択が毎回考えさせられますし、

このまま、わがままな子に育ってしまったらどうしよう・・・

 

という不安も煽られ、ストレスを感じますよね。

 

でも、子供の成長といった観点で見てみると、

 

わがままは必ずしも悪いことではないようです。

 

わがままを言えるということは、

 

それだけ親との信頼関係において子供自身が自信を

 

持っているということですよね。

 

よく、保育園ではいい子なのに、

 

家に帰るとわがまま放題っていう子供いますよね。

 

うちもそうですが。

 

それはやっぱり、親であれば受け止めてくれる、

 

といった確かな自信を子供が持っているという証拠であり、

 

親は子供とそういった関係を築いていること自体にもっと

 

自信を持っていいんですね。

 

それに、子供同士においても、一方がわがままを言えば、

 

相手は嫌な気持ちになったり、怒ったり、泣いたり、

 

言い返してきたり、といったやり取りをするので、

 

その小さな社会の中で人間関係を学んでいくんですね。

 

親はそういった時には子供を叱るよりも、

 

子供が自分で悟っていけるようにサポートしてあげる

 

程度の声掛けをしながら、少しずつ導いてあげると良いですね。

子供の行動の一番の見本は親

 

子供は親のことをよく見ていますし、すぐに真似をしますよね。

うちの子供たちも私の化粧台の前で化粧をする真似をしてみたり、

 

食べかけのお菓子は洗濯バサミで止めてみたり

(私がそうしています)、

 

私が雑巾がけをすれば横で一緒にティッシュなどで

 

雑巾がけの真似をします。

 

私自身も振り返ってみると親の口癖など、

 

真似た記憶は無いのですが、

 

親の友人たちには喋り方や言い回しがそっくりだと

 

言われていました。

 

幸い、私の親は乱暴な言葉を使ったりは

 

一切しない人たちだったので、私も未だに、

 

乱暴な言葉には違和感を感じます。

 

我が家庭では飛び交ったことのない言葉だからです。

 

子供は親のすることをそのまま真似るので、

 

もし、気になる言動、行動があれば、まず私たち親自身が、

 

そういった言動、行動をしていなかったか、確認しながら、

 

子供にやらせたくないことは、まず親である私たち自身が

 

気をつけていきましょう。

 

最後に、子供の「わがまま」や「かんしゃく」には

 

子供の心の声が反映されていることも多いので、

注意深く見てあげるのは大切なことですが、

 

全てに付き合っていくことは到底できることではありません。

 

「わがまま」や「かんしゃく」も子供の成長の一過程だと

 

気長に見守ってあげながら、

 

親はただ、子供に対して

 

愛していること」「一番大切だと思っていること」を

 

常々、伝えてあげたら良いでしょう。

 

日本人はそういった声掛けをあまり頻繁にしない人たちの方が

 

多いですが、私は韓国人の夫が毎日、事あるごとに、

 

子供たちに「愛している」と伝える行動を見ながら、

具体的に声に出して伝えてあげることが何よりも

 

子供を安心させるのだな・・・と見ていて感じます。

 

優しい声掛けを親が続けていけば、

 

子供も同じように友達や兄妹に優しい声掛けが

 

出来る子に育つでしょう。

 

気長に、もう少し気楽に、見守ってあげましょう。

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