3歳になって、言葉も上達してきたせいかイヤイヤ期が
少し落ち着いてきたかも〜・・・なんて、
思ったのも束の間、あれ?なんかワガママ激しくない?
あれ?また後追い始まった?あれ?また癇癪?
声のボリュームも大きくなって泣くとうるさいし、
「ママ!ママ!」って、返事しているのに連呼されるし、
すぐ拗ねるし、突然キレるし、待てないし、「ママ嫌い!」とか
言うし、危ないことするしでママはイライラと冷や汗が
止まりません!
おそらく、多くのママたちがこのようにイヤイヤ期を抜けて、
更にパワーアップした3歳の我が子に手を
焼いておられるのではないでしょうか?
ここでは、この3歳児の特徴に焦点を搾って、
上手な3歳児との付き合い方について、考えていきましょう。
「我慢する事」を教えてあげなければ4歳、5歳、これからもっと大変に・・・
いきなり希望を奪ってしまって申し訳ありませんが、
「時期を過ぎればマシになる」とは言えないのが、
今のこの、3歳児に現れてきた内容です。
どういう事かと言うと、今この3歳児に現れてきた特徴は
放っておくとそのままに、更に年齢を重ねるごとに複雑化、
深刻化していってしまいますよ、ということです。
怖いですね~。
しかし考えてもみてください。
心を放ったらかしに頭だけ良くなっていくと、
大変な子になるのは容易に想像できますよね。
そのような子は自分の思い通りにならないときにキレる子、
ダダをこねる子になってしまいます。
そうなると順番やルールを守らなければならない
集団生活に適応するのも難しくなってしまいます。
でも大丈夫。今日からしっかりお子さんへ、
会話を通して教えてあげましょう。
強要するのではなく、自分で考えさせる
ママがダメだと言っているのに、またすぐに同じ行動をしてしまう。
その度にママは叫ばなければならないし、
つかれるし、イライラしてくる。
そんなこと、ありますよね。
そして子供がギャースカ、ピースカ騒いでいるときに
子供に通常のペースで話しかけても騒ぎは収まりませんよね。
そんな時、私の殺し文句は「おしりペンペンするよ!」の一言です。
これ、一時的に静かにさせるには効果抜群です。
とりあえず、その時やっていた良くない行動を止めさせることが
できるので、一旦やめてもらいたいとき、
付き合うのが限界な時など、ママの精神的な健康を
守るためにこのセリフを使うのはアリでしょう。
そして、ここから「教育」を始めていかなければなりません。
まず、ママが話を進める前に、
子供に「なぜ、それをするの?したいの?」といった理由を
聞いて、子供の気持ちを受け止めてあげます。
そしてママは「そうなのね。」「そうだったのね~。」と
ママが気持ちを理解したことを表現してあげます。
それから、しっかり子供の目を見つめて、具体的に、
あなたが今やっているその行動をやってはいけない理由、
もしくは待たなければならない理由などを静かに、
子供がよく理解できるように、身振り手振りも添えながら、
真剣に話してあげることが大切です。
そして「どう思う?そう思う?どうしたい?」など、
子供にもしっかり自分の頭で考えさせ、納得すると、
少しずつ、子供の行動は変わってくるはずです。
4歳、5歳になってくると、こういった教育を受けた子と、
受けなかった子の差が少しずつ出てくるといいます。
我慢出来る子、他の人のことを考えられる子、
自己肯定感が高い子にしたいですよね。
ですから、子供に頭ごなしに厳しくしつけるでもなく、
逆に何でも子供のやりたいようにやらせるでもなく、
正しい教育と、愛情を持って導いてあげましょう。
ママは息抜きが大事!
そして、これらの教育をしていくのは、
ママがいっぱいいっぱいな状態では難しいですよね。
ですから、ママは上手に息抜きができる方法を
しっかりと考えましょう。
頼れるお婆ちゃんがいるならば、1日に2,3時間だけでも
お願いしたり、いない場合は午前中だけでも預かってくれる
幼稚園に預けたりして、溜まった家事や、ホッと一息の
コーヒータイムを取るなどして、まずはママのコンディションを
整えましょう。
家事を子供に邪魔されるのは、意外とストレスになります。
しかし一人で静かに家事などの作業をすることが出来ると、
逆にストレス発散にもなります。
同じ家事なのに、状況によってストレスにも、
ストレス発散にもなり得ますので、上手にやっていきたいですよね。
また、読書は子供がいながらも、プチすきま時間で
進めていけるのでおススメです。
携帯などを見ていると、子供はその携帯に関心を持って
奪いに来てしまいますが、紙の本であれば、
私の経験上、子供はスルーしてくれます。
子供とずっと一緒にいながら、子供のことばかり考えていると
息が詰まってしまいますから、子供が積み木などで遊んでいる隙に、
ママは読書で違う世界に行きましょう。
私はよく、子供のそばに立ったまま、
5分ぐらいのプチ読書をしていますが、
それでも少しずつ読み進めることができ、
気が付けば何冊かの完読した本があり、
時間を有効に使えているという満足感にも繋がり、
おススメですよ。
まとめ
3歳児の子育ては1,2歳児のときに比べて、
「こころ」を使うコミュニケーションがグッと増えてきます。
だからママは疲れてしまうことも多いですが、
とても大切な時期ですので、きちんと子供と対話していきたいもの。
そのためにも、ママ自身はしっかりリフレッシュしながら、
心身ともに良いコンディションを整えることを大切にしてください。
大切なのは関わる時間の長さではなく、
関わっているときに子供に愛情が伝わる事です。
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